介護職において正社員を目指す場合、求められる資格の他にも不可欠なスキルがあります。
資格を持っていれば正社員への道は当然近くなりますが、介護の仕事を行っていく上で欠かせないスキルや経験もしっかり積んでおく必要があります。
スキル不足と判断されてしまえばせっかく資格を取得しても十分に活用できない事態になってしまいますから、必要とされるスキルについてしっかり身に着けておかなければなりません。

介護の現場で求められる最低限のスキルとして欠かせないのが、介助です。
身辺の援助は利用者さんにとって生活に関わる欠かせないサポートとなりますから、このスキルと専門知識が無ければ満足には働いていけません。
生活支援を滞りなく行っていくために無くてはならない能力ですから、この点については良く心得ておきましょう。

また介護職においては利用者さんはもちろん職員同士のコミュニケーションなども大切になってきます。
人間関係を築くのが苦手という人は仕事に支障が出てくる恐れもあるので注意しましょう。

また限られた時間で効率よく学習を行うスキル、観察力や判断力、広い視野での情報収集なども大切になってきます。
介護の仕事は決まった仕事をこなせばよいというばかりでなく、状況に応じてその場で独自に判断していかなければならないことも多々ありますから、こういったスキルも重要になってきます。
この他に、相手の立場に立って考える力、どのような状況でも気持ちを切り替え前向きにとらえるスキルなども重要です。